みどり幼稚園教育課程―1991(平成3)年11月編成/1993(平成5)年4月追補―

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教育課程の編成にあたって

園長 山本 喜美子


平成2年4月より新幼稚園教育要領が実施されました。これは幼稚園教育課程編成の基準として示されたものです。本園においても1983年(昭和58年)に再々編成した教育計画をベースに更に保育実践を通した教育課程の編成に取り組みました。
新教育要領で特に主張されているところは“自ら学ぶ意欲と社会の変化に主体的に対応できる能力の育成”であります。これは幼稚園から高等学校までの一貫したねらいであり、生涯学習の支えとなる力であります。昭和61年園著の保育実践書“小さな科学者とともに”と同じ方向をめざすものでありました。
近年、園によっては知識教育に偏り、教師主導の教える教育の傾向がみられ、今回、“子ども自ら伸びようとする力を援助する教育”“環境を通して遊びによる心情、意欲、態度を育てる教育”へと幼稚園教育の目標を明確に示されましたが、本園が保育の見直しをはじめて10数年たどった道筋と共通であることは誠に有難いことです。“幼児の思考の芽生えを培う遊び”(1971年まとめ)が本園教育の見直しの出発点でありましたが、その指標を決めてくれたのは障害児を含めた子ども達であり、その間に子どもと向かいあって保育実践を推めた多くの教職員でありました。
子どもが一番伸びるとき、それは自分で活動をおこし自由に遊ぶ砂や木や積木でした。当時、保育計画を熱心にたてそれを指導の中心と考えていた私達は子ども主体の保育へと180°の転換が必要でした。
一方、1976年から取り組みはじめた障害児教育では「発達とは」「指導とは」「教師とは」と厳しく問われた出会いでありました。障害が子どもの育ちにどのような困難をもたらすのか問題がみえてきた時、子ども自ら育つ力の大きさも又よく理解できました。
○人間は人とのかかわりの中で人間になる。
○ことばの意味は深く、人間関係の成立であり、心情の交流と共感からはじまり、全人的な発達の中からことばが生まれる。
○表現は生きる喜びであり、人間は自分の思いや感じたことを色々な手段で表し人に伝えることで自分の存在を知る。
○環境を知り、生かし、適応する力がなければ生活がなりたちにくい。又環境に対し創造的に取り組めることが生活の力となる。
今回の新幼稚園教育要領で“人間関係”“環境”“ことば”“表現’“健康”と発達の側面を五領域でとらえる意味がよく分かりました。
前回の教育課程のまとめ(1983年)にあたっては
○子ども自らの生活を大事にする。
○子ども主体で子どもの発想をひろげる。
○ひとりひとりの即した指導をする。
以上の観点にたって、子どもの生活から課題をみつけ、本園の教育目標につなぎながら子どもと教師で創る保育をめざしたものであります。
園教育目標も建学の精神の上にたちながら、21世紀に生きる人づくりの願いをもって改めました、「自己確立」「仲間づくり」「健康」「生活」の四つの柱で文書化したものです。
このようにしてまとめた前回の指導計画の冊子を明治図書の五前氏がご覧になり本の出版を推めて下さいました。それが“小さな科学者とともに”であります。
フレーベルの“子ども自ら伸びようとする自己活動”の世界であり、ピアジェの“子どもは自分の興味や欲求にあわせ、十分活動することにより発達する”“発達は構造化である”という先人の幼児教育の本筋をわずかばかり見つけたに過ぎません。
日々の保育はあくまでも幼児自身の必要に応じ、幼児と教師が互いに応答しあいながら創り発展させ、その経験を通して、幼児の成長発達を確かなものとしていく活動であります。教師自身の人格、教育的な感性とセンス、知識が望まれ、難しい職務です。
今回は、ねらいと内容を子ども達の姿から事例としてまとめました。又、環境と援助は今の子ども達と向かいあっった中で得たものを資料としました。まとめて冊子にすることは、又次への出発でもあります。

今まで20年近い長期にわたりご指導を受けた、和歌山大学森下正康教授、田川元康教授、中俊博教授、久実教授、今も繰り返し読んでいる“遊びの誕生”“幼児教育の計画”の著者久保田浩先生と幼年教育研究所の諸先生方、フレーベルやペスタロッサの生涯を記録に撮り続けながら教育運動をされる日本記録映画の茂木正年氏、難波短大の藤田博子講師と多くの素晴らしい先生方にお会いできたことは感謝にたえません。今後も本園の教育の歩みをお支え下さいますようにお願いいたします。
又本園での実践資料を残していった先輩諸教諭にもこのような歩みが出来ますことも、長い積み重ねであることを厚く御礼申し上げます。

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各年令におけるめあて

自己確立 仲間づくり
3歳児 親や家庭から離れて幼児期への第一歩をふみだしていく時期です。教師との信頼関係をベースに園に親しみ、安定した雰囲気、興味あるいろいろなコーナー遊びを通して、自分から遊びに取り組み楽しむ。 友だちを求め、次第に気のあった友だちと関わりながら共感し合える楽しさや、気ままの通らない経験、気持ちの通じないもどかしさやつらさ等を通して、友だちと一緒の楽しさを知らせる。
4歳児 自己中心的ではあるが、3歳頃の反抗期をのり越えた安定感があり、何事にも活発に働きかける姿がみられる。いろいろな興味ある経験を通して、身体で覚え、驚き、発見し、表現する活動を大事にする。また、教師の細やかな共感や友だちの認めによって自信をもたせる。 よく遊び、よく話すこの時期は、友だちや仲間との遊びを十分楽しむ。共通の遊びで仲間が出来てはくずれたり、存在や思いを感じとれるようになる。
5歳児 2年または3年の保育経験を経て5歳児ともなると、一人ひとりの個性がみられる。遊びにも知的興味や好奇心が旺盛となり、さまざまな経験を通して、創造性に富んだ遊びを楽しむ。一人ひとりの興味や欲求に合わせながら自己充実、自己実現をはかれるようにする。 友だち同志のつながりが強くなるが、グループに片寄りがみられる。今までの友だち関係をひろげながら、友だちの良さを認め合えるようにする。また、同じめあてをもった仲間が、それぞれ持っている力を出し合って、遊びを創ったり、やり遂げる楽しさや共感の世界を大事にする。

健康 生活習慣
3歳児 行動範囲のひろがるこの時期に、伸び伸びと遊ぶ中で、全身を使って動きながら粗大運動を十分経験する。いろいろなものに触れながら諸感覚の刺激をはかり、健康な身体と意欲的な心の芽生えを培う。 集団生活の第一歩では、家庭で経験して来た生活がそのままみられる。個人差、経験差の上にたちながら、生き生きと生活するための意欲、態度、心情を培い、基礎基本となる生活習慣を育てる。
4歳児 行動力の旺盛なこの時期は、身体を使って遊びこむことが多い。集中し、チャレンジし、頑張る意欲を大切にしながら、個人差にも目を向け、苦手なこと、初めてのことにもやってみようとする意欲を育てる。また、行動力のある時期だけに、適時、具体的に安全指導をする。 家庭内でも母親に依存したい気持ちと、離れて独立したい気持ちが対立し、園でもいい子になりたいし、思いどおりに行動したいし、この葛藤の中でゆれている。基本的な生活習慣は一人ひとりにあわせてじっくり取り組んだり、待ったり、話し合いながら確かなものにする。また園やクラスでの約束を守ることの大切さに気づかせる。
5歳児 グループや仲間と遊ぶことを好み、運動遊びも、ドッチボールやサッカー等チームを組んで身体全体を使う運動量の多い遊びを好む。また、めあてをもって友だちと競い合いながらチャレンジする姿がみられるが、興味のない子、自信のない子もいる。子ども同志励まし合いながら運動する楽しさや、身体のしくみや役割を知って、取り組めるようにする。また、自分の生命を守る責任や判断力等、安全の意識を培う。 友だち同志のかかわりが盛んになり、問題解決は自分達でしようとする。自分の役割を理解し、責任をもってやり遂げたり協力する態度を育てる。生活のひろがりから生活習慣をおろそかにする面もみられるので、生活を丁寧に確かにする習慣をつける。障害児との統合保育を通して、障害を越えて頑張る友だちを知り、成長変化を共に喜ぶ。

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期のねらい

3歳児 4歳児 5歳児
1期
(4月〜5月)
・園や担任に親しみをもち、喜んで園生活を始める。
・自分の好きな遊びをする。
・教師や友だちに親しみ、喜んで登園する。
・自分の好きな遊びを見つけて遊ぶ。・園生活に必要な生活の仕方を知る。(新入児)
・年長児になった喜びと自覚をもち、友だちや教師と一緒に園生活を楽しむ。
・新しい環境に慣れ、クラス仲間やペアクラスの友だちと親しむ。
2期
(6月〜7月)
・いろいろな遊びを楽しみその中で教師や友だちとのふれあいを喜ぶ。
・身の回りのことや園での簡単な生活習慣を守る。
・自分から好きな遊びを見つけたり存分に遊ぶ。
・友だちと一緒に楽しく遊ぶ。
・自分の力を十分発揮しながら友だちと遊びをつくる。
・身近な自然や動植物に親しみ愛情をもつ。
3期
(9月〜10月)
・自分から遊びをみつけ、友だちと一緒に楽しむ。
・戸外遊びを楽しみ、身体を十分動かして遊ぶ。
・自分から好きな遊びを見つけ、友だちと関りながら遊ぶ。
・運動を楽しみながら、身体を動かすことや頑張る楽しさを知る。
・戸外で十分に身体を動かして運動遊びをする。
・経験したことやいろいろなイメージをのびのびと表現する。
・友だちと考えや気持ちを出し合って遊ぶ。
4期
(11月〜12月)
・身近なものに目を向け、イメージや思いを自分なりに表現することを楽しむ。
・友だちと親しみ、みんなで遊ぶことを楽しむ。
・個々のイメージや考えを出し合って、工夫したり表現しながら遊びをすすめる。
・身近な自然にかかわって遊び、季節の移り変りに気づく。
・一人ひとりがもっている力を出し合って友だちと一緒に遊びをつくる。
・自分の課題をもって取り組み、工夫し、作り、やり遂げることを楽しむ。
・秋から冬への移り変りや実りを知り、自然物を使って遊びを楽しむ。
5期
(1月〜3月)
・自分からすすんで友だちを見つけいろいろな遊びを楽しむ。
・進級への期待をもち伸び伸びと生活する。
・一人ひとりが自分の力を発揮しながら、友だちと一緒にいろいろな遊びや活動を楽しむ。
・年長組になることに期待をもち、成長を喜びあう。
・グループや友だちと共通の目的をもって協力し活動を進め、自分の力で取り組みながらやり遂げる充実感を味わう。
・一年生になるという自覚と期待をもちながら園生活を楽しむ。

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各期の子どもの姿・ねらい・内容

3歳児1期(4月〜5月)

子どもの姿

・初めての集団生活に不安や緊張があって、泣く子、じっとしている子、思いのままに行動する子がいる。
・身辺自立に個人差が著しくみられ、教師の手助けを必要とする子どもが多い。
・教師との心のつながりができると、次第に回りの環境や友だちに興味関心を示すようになる。
・遊びや興味はまだ持続しないが、目の前にあるものに次々と興味をもって遊ぶ。
・園生活に慣れてくると、好きなものを見つけて遊んだり、なんとなく気の合う友だちと一緒に遊ぶ。
・知っている歌をうたったり、手遊びを喜んでしたり、リズムにのって跳んだりはねたりすることを好む。
・園生活の流れが少しずつわかり、集団生活には自分の思い通りにならないこともあると気づく。

ねらい

・園や担任に親しみをもち、喜んで園生活を始める。
・自分の好きな遊びをする。

内容

・喜んで登園し、先生に親しみをもつ。
・戸外で元気に遊び、園庭の遊具にも親しむ。
・いろいろな人や物を媒介として友だちに親しむ。
・園での生活の流れや、簡単なきまりを知る。
・衣服の着脱、用便等、教師の援助を受けながら少しずつ出来るようになる。
・室内外にいろいろな遊具や道具、素材などがあることに気づき触れて遊ぶ。
・生活に必要な遊具や道具の扱いに少しずつ慣れる。
・自分の思いを言葉や態度で表す。
・簡単な歌をうたったり、手あそびを喜んでする。
・絵本や紙芝居に親しみ、教師の話を喜んで聞く。

3歳児2期(6月〜7月)

子どもの姿

・遊びの行動範囲が広がり、教師から離れて好きなコーナーや園庭の遊具で遊び始める。
・自分のしたいことを教師に要求する子どもがでてくる。
・自分の存在を認めてもらいたい気持ちが強くなり、作ったものを見せたり、目立つ行動をする子がみられる。
・友だちの行動や遊びに関心を持ち始める。
・一人遊びだけでなく同じものに興味をもった友だちと一緒に遊ぶが、自己主張による衝突も多い。
・友だち同志で言葉をかわしながら、ごっこ遊びや見立て遊びをするようになり、その子らしさがみられる。
・はさみに興味をもち、まだ目的をもって取り組むことは出来ないが、形の変化を楽しんだり、出来たものを見てイメージし、つくることを楽しむ。
・砂、粘土、水、ペイント等夏の遊びに全身でふれ、感触を楽しむ。
・親しみやすい曲にあわせて、手拍子したり、身体を動かすことを喜び簡単なリズムがとれる。
・絵本や紙芝居を喜び、好きな絵本の言いまわしをまねたり、絵を見ていろいろ発見する。
・園のきまりや遊びのルールがわかって、守ろうとする気持ちが芽生える。
・身の回りのことなど自分で出来たことを喜ぶ。
・教師に親しみ、子どもからスキンシップを求めてくるようになる。
・視野が広がり、少しずつ他のクラスの子どもにも気づき始める。

ねらい

・いろいろな遊びを楽しみ、その中で教師や友だちとのふれあいを喜ぶ。
・身の回りのことや園での簡単な生活習慣を守る。

内容

・簡単な身の回りのことは自分でする。
・自分の身体の大切さを知り手洗い、うがい、歯磨きをする。
・先生の話を楽しんで聞く。
・生活の中のいろいろな場面で挨拶の仕方を知る。
・自分で好きな遊びを選んで遊ぶ。
・先生や友だちと遊ぶ楽しさやルールを知る。
・水遊び、砂遊び、フィンガーペインティング等を楽しみながら、いろいろな感触を十分味わう。
・小動物と出会い親しむ。
・雨や水たまりなど梅雨の自然に興味をもつ。
・歌をうたったり、友だちと一緒に手をつないだり動くことを喜び、わらべうたやリズム遊びを楽しむ。
・身近な小動物などになりきって遊ぶことを楽しむ。
・固定遊具の安全な使い方を知る。
・戸外での遊びを楽しみ、伸び伸びと身体を動かす。

3歳児3期(9月〜10月)

子どもの姿

・園生活のリズムを取り戻すのに時間のかかる子もいるが、ほとんどの子どもは夏のいろいろな経験を通して意欲的に遊ぶ。
・園生活への適応や遊びへの取り組みに多少逆戻り現象のみられる子どももいる。
・“したい”という遊びに対する気持ちがはっきりしてきて、遊びがやや持続できるようになってくる。
・身の回りの自立がかなりすすみ、自分のことは自分でしようとする。
・友だちと一緒に遊ぶ楽しさがわかりはじめ、2、3人の仲良しの友だちと遊ぶ姿が多く見られるようになる。
・運動会、集会、園外保育などの時、異年齢児と遊ぶことに抵抗を感じる子どももいる。
・体位、体力が増し、戸外遊びが活発になり、年長児の運動や遊びにあこがれたり、運動会での経験を遊びの中に取り入れて遊ぶ。
・語いが増え「入れて」「いいよ」など言葉をかけあったり、仲良しの友だちと簡単な話し合いや約束をする。
・身近かにある自然物や、小動物、自然現象などに興味をもつ事が多くなり、大事に集めたり、飼育、観察したりする姿が見られる。
・紙や空箱などの材料を使って何かを作ろうと意欲的に取り組む姿が見られる。しかし、技術が伴わず、思い通りにいかないと教師を頼ったり、あきらめてしまう子もいる。

ねらい

・自分から遊びを見つけ、友だちと一緒に楽しむ。
・戸外遊びを楽しみ、身体を充分動かして遊ぶ。

内容

・一学期に経験した遊びなどをしながら、園生活のリズムを整えていく。
・いろいろな遊びを自分からやってみようとする。
・好きな遊びを十分楽しみ、満足感を味わう。
・自分の身の回りのことを、できるだけ自分でしようとする。
・先生や友だちと一緒に遊んだり、話したりする楽しさを味わう。
・異年齢児と接する機会をもち、あこがれたり一緒に遊んでもらったりする。
・運動遊びに興味をもち、身体全体を使って遊ぶ楽しさを味わう。
・体育用具・遊具の使い方を知る。
・運動会に喜んで参加する。
・クラスのみんなで一緒に行動するきまりや約束を知る。
・遊びの中で、先生や友だちと言葉を交わすことを楽しむ。
・秋の自然物、小動物、自然現象を見たり、触れたり、感じたりしながら遊ぶ。
・紙や空箱など身近な材料や、用具を使って、好きなものを作ったり、描いたりする。
・リズムにのってうたったり、身体を動かしたりする楽しさを味わう。
・いろいろな楽器に触れ音を楽しむ。
・絵本等を喜んで見たり聞いたりする。
・自分の好きなものになりきることや、簡単なごっこ遊びを楽しむ。

3歳児4期(11月〜12月)

子どもの姿

・行動範囲が広がり、一人遊びを楽しんでいた子どもも、友だちの遊びに関心を持ち、グループで遊ぶ楽しさがわかるようになる。
・遊びへの取り組みが積極的になり、自分のイメージでどんどん遊びを変化させたり、少し抵抗感のある遊具にも自分からやってみようという意欲がみられる。
・小さなごっこ遊びがたくさん生まれ、役割をもちあったり、数人のグループでイメージを共有しながら遊びを進めていく。
・年長児との交流によって、あこがれていたごっこ遊びを、自分たちでやってみようとする。
・先生のリードで簡単なルールのある遊びやゲームをクラス全体で楽しむことができる。
・自分のしたこと、思いついたことなどを競って話すが、友だちの話に注意を向けて聞くことはできにくい。
・遊びに必要なものを教師に要求したり、教師や友だちに「〜しよう」と積極的に誘いかけてくるようになる。
・自分のことだけでなく、友だちの気持ちが少しずつわかり、受け入れたり譲りあう態度もみられる。
・秋の自然物を見つけたり、触れる機会が多くなるが、その関心の示し方には個人差が大きくみられる。
・寒くなってくると、戸外で元気に遊ぶ子どもも多いが、室内にこもりがちな子どももいる。
・音楽やリズムに合わせてうたったり身体を動かしたり、楽器をならしたり好んでするようになる。
・生活発表の経験を通して、友だちと一緒に声をそろえてうたったり、リズムあそびをしたり、ごっこあそびをを楽しむようになる。

ねらい

・身近なものに目を向け、イメージや思いを自分なりに表現することを楽しむ。
・友だちと親しみ、みんなで遊ぶことを楽しむ。

内容

・自分から友だちに関わろうとし、好きな遊びを一緒にする。
・自分の気持ちを言葉で表しながら、友だちと関わることを楽しむ。
・みんなで一つの遊びを楽しむ中で、協力しようとする気持ちをもつ。
・ごっこあそびなどで自分なりのイメージを広げ、好きな役になって表現して遊ぶ。
・簡単なお話を聞いたり絵本をみて、自分なりに想像する楽しさを味わったり、ごっこあそびをする。
・心や身体で感じたことを表現することを喜ぶ。
・いろいろな動物や物になりきって遊ぶ。
・みんなの前で自分を表現することを喜ぶ。
・簡単な鬼あそびやわらべうたあそびなど、数人の子ども同志で楽しむ。
・簡単な物語絵本を楽しんでみる。
・絵の具を使って自由に描くことを楽しむ。
・紙やいろいろな素材に触れ、自分なりにイメージをもって作ることを楽しむ。
・リズムに合わせてうたうことを楽しむ。
・音に興味をもち、楽器をならしたり、聞いたりすることを楽しむ。
・戸外でおもいっきり身体を動かしてあそぶ。
・秋から冬への自然の変化を感じとる。
・衣服の調節など、冬の生活の仕方を知る。
・当番活動を通して、自分の役割をもつことを喜び、やりとげたことによって自信をもつ。

3歳児5期(1月〜3月)

子どもの姿

・ひとつの遊びの持続時間が長くなり、落ち着いて遊びに取り組めるようになってくる。
・生活のいろいろな場で、のびのびした姿がみられ、少し難しいことにもチャレンジしようとする。
・友だちとの結びつきが深まり、教師に頼らず自分たちだけで楽しく遊ぶ力が育ってくる。
・遊びや生活の中で、教師より友だちからの注意や批判を強く感じるようになる。
・自分の思いや考えを言ったり、人の話を理解できるようになる。
・園生活の流れがわかってくるために、細かい生活習慣に中だるみが見られる。

ねらい

・自分からすすんで友だちを見つけ、いろいろな遊びを楽しむ。
・進級への期待をもち、伸び伸びと生活する。

内容

・喜んで登園し、先生や友だちと一緒に遊ぶ楽しさを味わう。
・遊びや生活の中で、できるだけ先生に頼らず、自分たちでやってみようとする。
・友だちとふれあいながら、好きな戸外遊びを楽しむ。
・簡単なルールのある遊びを楽しむ。
・身近な自然にふれて遊ぶ。
・言葉あそびのいろいろを楽しむ。
・チューリップなど、親しみのある植物の生長を楽しむ。
・自分の思いを相手に伝えようとする。
・見たこと、聞いたこと、感じたことなどを先生や友だちに話したり、相手の話を聞いたりする。
・紙やいろいろな素材に触れ、自分なりにイメージをもって作ることを楽しむ。
・進級することに喜びをもって生活する。
・衣服の調節など、冬の生活の仕方を身につける。

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4歳児1期(4月〜5月)

子どもの姿

・進級当初は旧クラスの子ども同士で遊ぶことが多いが、生活を共にしていく中で、新入児とも次第に遊ぶようになる。(進級児)
・新入児に対してあまり意識しない子どももいれば、園生活の仕方を教えてあげようとする子どももいる。(進級児)
・進級したことを喜び、一年の園生活の経験から積極的に遊ぼうとする。
・集団生活に必要な生活の仕方が分からず、不安な様子を見せたり、思うままに行動する子どももいるが、次第に園生活のリズムが分かりははじめる。(新入児)
・自分の身の回りのことは自分でしようとするが個人差がみられる。
・自分から好きな遊びを選び活動する姿も見られるが、遊びを傍観している子どもや教師のそばから離れにくい子どももいる。
・自己主張も強くなり、気持ちのくいちがいや友達づきあいの未熟さからトラブルが生じる。

ねらい

・先生や友達に親しみ、喜んで登園する。
・自分の好きな遊びをみつけて遊ぶ。
・園生活に必要な生活の仕方を知る。(新入児)

内容

・先生や友だちと触れ合いながらいろいろな遊びを楽しむ。
・戸外で身体をうごかし存分に遊ぶ。
・生活に必要なことを自分でする。
・園にはいろいろな仕事をする人がいることに気づき親しみをもつ。
・友だちと生活する中できまりのあることに気づく。
・先生、友だちがいるから楽しいなと感じる。
・身近な動植物に親しみをもつ。
・砂、土、粘土、絵の具など、いろいろな素材に触れ親しむ。
・先生や友だちの話に関心をもつ。
・いろいろなお話、絵本に親しみ、楽しんで見たり聞いたりする。
・「おはよう」「ありがとう」「いただきます」「ごちそうさま」「ごめんなさい」等、日常の挨拶をする。
・教師や友だちと一緒にうたったり手遊びをする。
・身近な動物や人物になりきって遊ぶ。

4歳児2期(6月〜7月)

子どもの姿

・園生活に慣れ、クラス全体が少しずつ落ち着きを見せ始める。
・遊びへの欲求が高まり、行動も活発になる。
・一人ひとりが自分の遊びをもち、興味や発想は個性的で変化を好む。
・興味のあることにコツコツと取り組む子ども、つぎつぎ遊びを変える子ども、友だちの遊びを見て楽しむが、まだ自分から参加しようとしない子どもと個人差がある。
・模倣やごっこが好きで、表現を楽しむ。
・友だちを意識しながら一緒に楽しく遊ぶ。
・語いが増え、生活や遊びの中でもいろいろなことばをつかってみようとする。
・身近な自然に触れて、水・砂・粘土・砂浜遊びなど全身で取り組む。感触遊びや開放的な遊びを楽しむ。
・身近な小動物、植物への関心が深まる。
・自我が出せるようになり、子ども同志のケンカや争いがみられるが、教師の援助で友だちと話し合ったり、考えたりして解決していこうとする。
・クラスの一員であることを意識するようになり、教師や友だちの名前を覚えていく。
・当番活動など自分でやろう、やりたいという気持ちが見られる

ねらい

・自分から好きな遊びを見つけたり、存分に遊ぶ。
・友だちと一緒に楽しく遊ぶ。

内容

・いろいろな遊びの中で存分に身体を動かして楽しむ。
・自分から好きな遊びをみつけ、友だちと楽しく遊ぶ。
・遊んだ後は自分から片づける。
・友だちの遊びを興味をもって見たり、自分自身も試したり遊んだりする。
・水・砂・粘土・絵の具などの感触を全身で楽しみ開放感を味わう。
・身近な動植物に触れ、関心を深める。
・絵本や続き童話に親しみ、見たり聞いたりしながらイメージをひろげる。
・自分の思ったこと、感じたことを教師や友だちに伝える。
・教師や友だちと一緒にうたったり、リズムにあわせて動いたりすることを楽しむ。
・いろいろな素材に触れて作る楽しさを知る。
・自分のイメージをもって描いたり、ごっこ遊びではそのものになりきって楽しむ。

4歳児3期(9月〜10月)

子どもの姿

・園生活のリズムを取り戻すのに時間のかかる子もいるが、休み中の経験を遊びに生かしながら次第に園生活や友だち関係をとり戻していく。
・友だち関係が広がり、数人の気の合う仲間といろいろな遊びを楽しむ。
・簡単なごっこあそびを楽しみ、遊びに変化を求めたり必要なものを工夫してつくる。
・戸外で運動あそびに楽しく取り組み、興味のある運動や遊びは最後までやってみようとする。
・秋の自然に触れながら、季節の移り変りに気付き、小動物や収穫物に関心をもつ。
・探求心や行動力が旺盛で、活動範囲が広がり、園内のいろいろな場所で遊ぶ。
・言葉が豊かになり、よく話し、連続の物語や絵本の世界を楽しむ

ねらい

・自分から好きな遊びを見つけ、友だちとかかわりながら遊ぶ。
・運動を楽しみながら、身体を動かすことや頑張る楽しさを知る。

内容

・のびのびと身体を動かし、いろいろな運動あそびを楽しむ。
・運動の後の休息・汗をかいたら拭く・着替える等、健康な生活を送るための習慣を身につける。
・友だちと楽しく生活する中でルールを守って遊ぶ楽しさを味わう。
・友だちと一緒に遊びを続ける楽しさを味わう。
・秋の自然に興味をもち、遊びに取り入れようとする。
・いろいろな素材に自分から触れて遊ぶ。
・人の話を注意して聞き、自分の思っていることを話す。
・絵本やお話を聞いたり、イメージをふくらませる。
・遊んだ経験や感じたこと、考えたことを自由に表現することを楽しむ。
・いろいろな歌をうたったり、音楽に合わせて楽器をならしたり動いたりすることを楽しむ。

4歳児4期(11月〜12月)

子どもの姿

・運動会を経験することによって、目的に向かって頑張る態度がみられる。
・運動量の多い遊びや、簡単なルールのある体育遊びを好むようになる。
・気のあった友だちとの遊びを十分に楽しむ。
・相手の思いや自分の考えを出し合って共通のイメージで遊ぶようになる。
・友だちとのかかわりに個人差があり、気の合う友だちと熱中して遊べる子もいれば、希薄な子もいる。
・いろいろな歌を覚えたり、リズムに合わせて踊ったり、音楽を聴き合ったり、様々な楽器を使って音の響きを楽しむ。
・落葉集めやどんぐりひろいなど、自然物を取り入れて遊ぶ。

ねらい

・個々のイメージや考えを出し合って、工夫したり表現しながら遊びをすすめる。
・身近な自然に関って遊び、季節の移り変りに気づく。

内容

・気温や活動に応じて衣服の調整をしようとする。
・すすんで戸外へ出て、いろいろな運動に取り組み身体を十分に動かして遊ぶ。
・自分の気持ちや考えを友だちに伝え、友だちの思いにも気づく。
・自分の思いや言いたいことをいろいろな方法で表現しようとする。
・遊びの中で自分なりのイメージをもち、描いたり作ったりする。
・秋から冬への自然の変化に気づく。
・自然物を取り入れて遊ぶ楽しさを知る。
・歌ったり身体を動かしたり、楽器を演奏したりする楽しさを知る。
・絵本やお話を通してイメージをひろげ、間接的な体験を楽しむ。

4歳児5期(1月〜3月)

子どもの姿

・寒さに負けず戸外で元気に遊ぶ姿が見られるが、室内にとじこもりがちな子どももいる。
・久しぶりに会った教師や友だちと喜び合ったり、冬休みの体験を話したりする姿が見られる。
・休み中に経験した遊びや生活を数人の友だちと楽しみ、文字や数・量に興味関心をもつ。
・ルールのある遊びを楽しみ、継続して遊ぶようになる。
・縄とびなどの体育遊びに個人差がみられる。
・仲間の力関係がはっきりしてくる。
・仲間意識が強くなり、一緒にいると安心するが自分達だけで遊ぶ傾向がみられる。
・製作では、自分のアイデアを出したり今までの経験を活かした工夫がみられる。また、自分のイメージに合った素材を求めたりする。
・冬の自然現象に感動したり触れて喜ぶ。
・年長組になることを楽しみにし、心待ちにする姿がみられる。

ねらい

・一人ひとりが自分の力を発揮しながら、友だちと一緒にいろいろな遊びや活動を楽しむ。
・年長組になることに期待を持ち、成長を喜び合う。

内容

・カルタやトランプ遊び等で数や文字に興味・関心をもつ。
・遊びや活動に目的をもって、じっくり取り組もうとする。
・友だち同志、力を合わせて同じ目的に向かっていく楽しさを味わう。
・いろいろな友だちと楽しんで遊びながら、その子の良さに気づく。
・自分の思いや考えを友だちや回りの人に伝える。
・お話を聞いたり、想像したことをいろいろな方法で表現する。
・いろいろな素材を自分で選んで、イメージに近いものを工夫して作る。
・寒さに負けず、戸外で身体を動かす心地よさを知り、自分で衣服の調節をする。
・冬から春への自然の変化に気づく。
・冬の自然現象に興味をもつ。
・年長組になることに期待をもつ。

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5歳児1期(4月〜5月)

子どもの姿

・年長組になった喜びをもって人や物に関わったり、探索したり、行動範囲が広くなる。
・新しいクラスの友だちより、年中時代の気の合った友だちと遊ぶことが多い。
・自分のやりたいことが見つけられず、各コーナーを転々とするが、気の合った友だちと同じ遊びを繰り返すことにより安定する場をつくる。
・今まで経験したことを生かしながら、新しい環境に積極的に働きかけようとする気持ちがみられる。
・園庭の平行棒、半登棒、鉄棒等の固定遊具に魅力を感じて遊ぶ子どもが多い。
・木々や草花等を観たり触れたりしていく中で、花びら集めや色水等、自然物を使って遊びを楽しもうとする。
・飼育物や小動物に触れ、興味や関心をもっている子どももいる。
・年少、年中児に関わりをもとうとしたり、まわりの友だちの気持ちを考えて行動できるようになるが、自分の事だけで精一杯の子どももいる。

ねらい

・年長児になった喜びと自覚をもち、友だちや教師と一緒に園生活を楽しむ。
・新しい環境に慣れ、クラス仲間やペアクラスの友だちと親しむ。

内容

・新しい環境に慣れ、生活の仕方や習慣、共同の遊具や用具の正しい使い方を身につける。
・新しい教師や友だちに親しみをもち一緒に遊ぶ。
・気の合う友だちと好きな遊びを十分に楽しむ。
・新しい環境に進んで働きかけようとする。
・戸外の自然に触れて自然物を使った遊びを楽しむ。
・戸外に出て、十分に身体を動かして遊ぶ。
・身近な小動物に親しみ、いたわりの気持ちをもって接する。
・ペアクラス(たて割クラス活動)の仲間を知り、思いやりの気持ちをもって一緒に遊ぶ。
・先生や友だちの話を集中して聞こうとする態度を身につける。

5歳児2期(6月〜7月)

子どもの姿

・クラスや友だちにも慣れ、安定して遊べるようになる。気の合った少数の仲間でそれぞれの思いを出し合い、めあてをもって遊びを進める姿もみられる。
・自分たちの遊びをクラス全体の遊びへ広げていこうとするが、教師の援助がないと遊びが持続しにくい。
・いろいろなことに“やりたい”という意欲や期待を持つが、行動が伴わないでいることもある。
・友だち同志のつながりが強くなり、主張の違いや遊びへのイメージの違いから、ぶつかり合いがみられるが、なんとか遊びを進めていこうとする姿もみられる。
・水・砂・土粘土・砂浜など全身を使う開放的な遊びを楽しみながら、それぞれの特質に関心をもつようになる。
・小動物や植物に対する興味も強くなり、喜んで観察したり世話をしようとするが、関り方に個人差がみられる。
・知的好奇心が強く、今までの経験を踏まえて、見たり触れたり確かめたりしながら、自然事象に関心を持つ姿がみられる。
・自分のイメージに近づけようと考えたり工夫したり作ったりして一生懸命努力する姿がみられる。
・知らない、分からないことがあると、友だちと情報交換したり図鑑や本などで調べようとする。
・いろいろな運動遊具に興味をもち、身体を十分に動かして遊びを楽しむ。
・言葉遊びや絵本・ゲームなどを通して、数字や文字に興味をもつ子どももいる。
・園生活への慣れや緊張感のほぐれから、生活習慣の粗雑さがみられる子どももいる。
・年中、年少児に親しみや関心が強くなり、積極的に関る子どもと、とまどいを持つ子どもがいる。
・当番活動などの仕事に喜びをもち進んでしようとする。

ねらい

・自分の力を十分に発揮しながら、友だちと遊びをつくる。
・身近な自然や動植物に親しみ愛情を持つ。

内容

・新しい友だちと関わりをもちながら、一人ひとりがクラス意識をもつ。
・身の回りの整理や整頓など、自分から進んでする。
・共同の遊具・用具をみんなで大切に使う。
・交通ルール・危険な場所や遊びを理解し、安全に気をつけて生活する。
・戸外で身体を思いきり動かして、運動遊びやゲーム遊びを楽しむ。
・いろいろな活動に楽しく取り組み、力を十分出して遊ぶ。
・めあてをもって考えたり・工夫したり・試したりしながら遊びを進める。
・身近な材料・素材を使って、自分のイメージするものを工夫してつくる。
・砂・水・粘土等、素材の特質を生かして遊ぶ。
・自分の思っていること、考えていること、経験したこと等、みんなに分かるように話す。
・身近な自然や社会の出来事で、疑問に感じたり不思議に思ったことを情報交換したり、絵本や図鑑で調べる。
・身近な動植物と遊んだり、世話をすることで特性を知り、愛情をもって関わり、生命の大切さを知る。
・いろいろな音楽に親しみ、歌ったり、楽器あそびをしたり、表現あそびを楽しむ。
・年中、年少児をさそって、ごっこ遊び等一緒に楽しむ。

5歳児3期(9月〜10月)

子どもの姿

・休み中のいろいろな経験を通してたくましく成長しているが、一方では、園生活のリズムにのるまで時間のかかる子もいる。
・友だち関係が広がり、一つの目的をもって遊びを進めることができる。
・自分の意見を強く出しすぎ、友だちの意見を聞き入れようとしない子もいる。
・友だちと競い合うことに興味を持ち、力を出し切って頑張ろうとする態度がみられる。
・結果に対して“やった”という満足感や喜びを持ち、“また頑張ろう”と意欲を持つ。
・きまりやルールを自分たちでつくりながら遊びを進めていくが、ルールを無視したり違反したりする友だちには、鋭く指摘し、みんなで守ろうとする。

ねらい

・戸外で十分に身体を動かして運動遊びをする。
・経験したことやいろいろなイメージをのびのびと表現する。
・友だちと考えや気持ちを出し合って遊ぶ。

内容

・園生活のリズムを取り戻し、夏に経験したことをいろいろな活動の中でのびのびと表現する。
・戸外で十分に身体を動かして遊ぶ楽しさを味わう。
・運動遊具や用具に興味をもち、楽しんで運動したり、試し、挑戦することで自分の力を十分発揮する。
・自分たちの運動会という意識をもって教師と一緒に準備をしたり意欲的に取り組む。
・みんなで活動する中で、きまりが必要なことが分かり守ろうとする。
・自分の思いや考えを相手に分かるように話したり、友だちの話を聞いたりしながら仲間関係を深める。
・遊びにめあてや見通しをもって取り組み、自分たちでしようとする。
・遊びや生活の中で、すすんで年少児にも関ろうとする。
・初秋の自然の移り変りに興味や関心を持ち、積極的に関って遊ぶ。
・危険な場所危険な行動を知り、運動用具などは正しく扱い、安全に気をつけて遊ぶ。

5歳児4期(11月〜12月)

子どもの姿

・運動会で友だちと力を合わせてやり遂げたことが自信となって、新しいことにも挑戦していこうとする。
・一日の生活の中でやりたい事や、やらなければならない事などに見通しをもってしようとする。
・グループやクラス全体で遊びを進めていこうとする気持ちが強くなり、それぞれが自分なりの課題をもって頑張ろうとする。
・生活発表会に向けて、役割を分担し、お互いの持ち味を認め合い意欲的に取り組む。また、表現を工夫し友だちや家の人に理解してもらう努力をする。
・大半の子どもは集団の中でのルールや約束事等理解し行動できるが、時には自分の考えや思いを通そうとすることもある。
・友だちと話し合いができるようになり、自分の考えや意見を伝えたり話を聞いて理解しながら互いに協力してまとめようとする。
・生活の中で友だち同志情報や遊びを伝え合いながら、仲間関係の広がりと深まりが見られる。
・チームを組んで身体全体を動かす運動量の多い遊びを好んでする。

ねらい

・一人ひとりがもっている力を出し合って、友だちと一緒に遊びをつくる。
・自分の課題をもって取り組み工夫し、創り、やり遂げることを楽しむ。
・秋から冬への移り変りや実りを知り、自然物を使って遊びを楽しむ。

内容

・自分の思いや考えをいろいろな方法や適切な材料で表現する。
・経験したことや考えたことをはっきりと言葉で伝えるとともに、友だちの考えもよく聞き、気持ちを分かろうとする。
・個々の良さを認め合い、協力したり分担して遊びをより楽しめる工夫をし、自分たちで生活を進める。
・絵本やお話に親しみ、お話を通しての体験を楽しみ、イメージをふくらませたり共有する。
・共通のめあてをもって活動する時、友だちと話し合い、考え、創り、表現しながら仲間と共感し、やり遂げる充実感を味わう。
・秋の自然に親しみ、実りの喜びや美しさを感じて、秋から冬への移り変りに興味と関心をもつ。
・寒さに負けず、戸外に出てルールのある遊びを自分達で進める。
・自分の課題やめあてをもち、それに向かって挑戦したり確かめたりして、遊ぶ満足感を味わう。
・身近な社会事象に関心をもち、自分達の生活に取り入れようとする。

5歳児5期(1月〜3月)

子どもの姿

・自分の課題をはっきりもち、少し難しいことにも挑戦し、友だちと競い合ったり励まし合ってやり遂げようとする。
・友だち同志の関わりが盛んになり、どんな遊びをするか、どう進めていくか等自分たちで話し合い、ルールを決め、遊びをおもしろくする工夫がみられる。
・運動量の多い遊びを好み、自分の力を試したり最後まで頑張る。勝敗のはっきりする遊びにはチームが力を合わせる姿もみられる。
・やりたい事や、やらなければならない事がわかり、時間の使い方や物事に対しての準備等、数日程度の見通しをもって、友だちと協力して生活を進めていこうとする。
・ほとんどの子どもが文字や数・量に関心をもち、尋ねたり教え合ったりして遊びの中で使おうとする。
・冬の自然の変化に興味をもち、予測して試したり、確かめ合いながら考えようとする姿がみられる。
・自分のイメージにあった素材を選び、一人でじっくり考えたり工夫したりして取り組み、友だち同志教え合いながら作り出す姿がみられる。
・年中、年少児を誘い一緒に遊ぼうとしたり、自分たちのごっこや表現をみてもらおうとする。
・残り少ない園生活を自覚しながら楽しみ、一年生になるという喜びや期待を持つが、なかには新しい生活への不安を感じる子もいる。

ねらい

・グループや友だちと共通の目的をもって協力し活動を進め、自分の力で取り組みながらやり遂げる充実感を味わう。
・一年生になるという自覚と期待をもちながら園生活を楽しむ。

内容

・友だちと協力し役割をうけもち、必要なものやルールをつくって遊びや仕事を進め、最後までやり遂げようとする。
・生活の場を自分たちで整えようとする。
・自分の生活や健康に関心をもち、自分でできる事必要な事はすすんで行う。
・いろいろな運動や集団遊びに意欲的に取り組み、自分の力を十分発揮し、充実感を味わう。
・冬から春に向けての自然現象に関心をもち、遊びに取り入れながら季節感を味わう。
・生活や遊びの中で数量・図形に関心をもち、比較したり、数えたり、形を構成したりする。
・生活のいろいろな場面で標識や文字に関心をもつ。また、絵本や物語に親しみ、それを自分なりに表現して遊ぶことを楽しむ。
・友だちと相談しながら自分なりにイメージをひろげ、描いたりつくったりする事を楽しみ、それを遊びに使ったり美しく飾ったりする。
・年中、年少児に親しみの気持ちや立場を考えながら一緒に遊びを進めていく。
・卒園をひかえて、一緒に生活した仲間やお世話になった人々に感謝の気持ちを表す。

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